イントロダクション
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一人の天才バレエ少女が、
数奇な運命に翻弄されながらも、
成長していく姿を描いた物語。

フランス漫画界期待の新星バスティアン・ヴィヴェスのグラフィックノベル「ポリーナ」。BD書店賞やACBD 批評グランプリに輝いた人気作が映画『ポリーナ、私を踊る』として、いよいよ幕を開ける。一人の天才バレエ少女が、数奇な運命に翻弄されながらも、成長していく姿を描いた物語。原作の世界観を失うことなく、アーティスティックな意欲作として完成した。

ボリショイ・バレエ団のバレリーナを目指すロシア人の少女ポリーナ。貧しい家庭環境で育ちながらも、厳格な恩師のもとで幼少の頃から鍛えられ、将来有望なバレリーナとして期待されていた。ところが、憧れのボリショイ・バレエ団への入団を目前にしたある日、コンテンポラリーダンスと出会い、すべてを投げ打って、パートナーと南フランス(エクス・アン・プロヴァンス)のコンテンポラリーダンスカンパニーへ行くことを決意する。しかし、新天地で待ち受けていたのは夢と愛に葛藤する日々。そんななか、練習中に怪我を負い、描いていた未来が狂い始めていく。失意のポリーナが、新たにたどり着いた場所で見つけたものとは……。

主人公ポリーナを熱演したのは、彗星のごとく本作で映画デビューを果たしたアナスタシア・シェフツォワ。ダンサーとしての資質と独特の存在感が認められ抜擢された。バレエカンパニーに所属する実力派ダンサーの彼女は、劇中ですべてのダンスに挑戦し、葛藤するポリーナの内面を見事に体現している。

さらに、作品に深みを与えているのは、コンテンポラリーダンスカンパニーの振付家を演じた名女優ジュリエット・ビノシュ。ダンス公演でワールドツアーを行った経験があるだけに、豊かな表現力には誰もが魅了される。そのほか、ポリーナと息の合ったデュオで圧巻のダンスシーンを生み出した元パリ・オペラ座エトワールのジェレミー・ベランガールや話題作への出演が続くフランスの若手人気俳優ニールス・シュナイダーらの華麗なダンスシークエンスも見逃せない。

監督は幅広いジャンルの作品を手掛けているヴァレリー・ミュラーと、バレエダンサーでありコンテンポラリーダンスの振付家としても世界的に活躍するアンジュラン・プレルジョカージュが共同で担当。才能溢れるコラボにより、さらなるリアリティと躍動感を追求した美しい作品が誕生した。数々の出会いと別れ、成功と挫折を味わいながらも踊り続けるポリーナの姿に、自分らしく生きる意味を突きつけられる感動作。心揺さぶるダンスもファンのみならず必見だ。

ポリーナ、私を踊る』の原作「ポリーナ」は、
BD書店賞とACBD批評グランプリを受賞した
ヴィヴェスの最高傑作!フランス漫画界が
今最も注目する漫画家が描く、せつなく美しい物語。

タイトル : ポリーナ
著者 : バスティアン・ヴィヴェス
訳者 : 原正人
仕様 : A5判変型・並製・208頁・本文2C
定価 : 1,800円+税
ISBN : 978-4-7968-7195-2
発売元: 株式会社 小学館集英社プロダクション
© 2011 Casterman